ナチュラリスティックガーデニングに挑戦

家にあるものを活用して一年中絵になる庭を目指すミニマルガーデンの様子です。(首都圏)

ヒメイワダレソウ…小さな庭にはオススメしない植物

花は本当に可愛いんです。小さい中にいろいろな色と形が精巧に組みこまれていて見る度に感心させられます。こんなに緻密な作りの花、他にないのではないでしょうか。かぎ針編みの模様みたいだなぁといつも思います。

ですが、成長がとても早く、旺盛。小さな庭には他にもいろいろ植えているわけですが、みんな飲み込んでしまう勢いで繁殖します。横にも広がるし、他の植物に行く手を阻まられれば、上にも伸びます。ヒメイワダレソウジャングルの様相となります。

上の写真は、過年のもので、ヒメイワダレソウの花が終わったあとでしょうか。一面、緑だけになってしまったので、ヒメイワダレソウジャングルにポーチュラカを植えてみたところです。

それでも夏はまだいいんです。グランドカバーとして見れば、申し分、ありません。ところが冬。常緑であるとの表記も見た記憶がありますが、95%、地上部は枯れます。緑の葉は、茎の先端に若干、残っている程度です。あとは、薄茶色になって、そのまま放置すると、翌年、枯れた茎から新芽を伸ばします。この枯れた茎が、どうにも汚らしく、ヒメイワダレソウジャングルで見えなくなっている期間以外は、どんなに花を植えても枯れ茎がはびこる見栄えのしない庭になってしまいます。

最初の数年は、どう手入れをするのか分からず、我慢していましたが、さすがに限界を超え、昨年ぐらいから、薄茶色に枯れた部分を切りはじめると、見違えるように庭がすっきりしました。

地上でランナーを伸ばして、成長エリアを広げながら、新しい根を下ろしていくので、古くなった根元は抜いてしまってよさそうです。とはいえ、狭いながらも庭中に広がったものを管理するのは大変です。となると、やはり、オススメはしません。

ただ、花は本当に見ていて飽きません。プランターなら管理しやすいのでしょうか…?どうだろう?