ラベンダーにもいろいろな種類がありますが、私が育てているのは、イングリッシュラベンダー。
育てているといっても、積極的に手抜きながら手入れをするようになったのが数年前。
ハーブが蚊よけになると聞いて、ラベンダーをプランターに植えて窓の下に置こうと、考えたのがきっかけです。
この時にダメ元でやった手抜き挿し穂が上手くいったので、今は、オステオスペルマムやブラキカムなどでもやっています。
手抜き挿し穂の記事はこちら↓
元々の株は、それまで10年以上、ほぼ放置したので、根本が、すっかり木質化してしまいました。
以前は、3本並べて植えていましたが、1本はあまりの汚さに抜き(ちょっと後悔しています)、1本は枯れてしまい、もとからあるものは、この1本だけになりました。
その他の、今、我が家にあるものは、挿し穂をしたものです。
さて、前置きが長くなりました。
では、イングリッシュラベンダーのオススメの理由です。
まずはなんといっても、丈夫さでしょう。何もしなくても、夏になれば花が咲き、穂を触ると爽やかな香りが広がります。
花が終わっても、シルバーがかった緑の葉の色が1年中、庭のアクセントになります。
イングリッシュラベンダーは、他の種類に比べて香りが強いのも特徴だそうで、他のものを育てたことがないので比べられませんが、確かにそうかな、と思います。
ただ、香りについては、植わっているだけで芳香が漂うということは、ないようです。
富良野のような一面のラベンダーともなると(行ったことはありません)、ラベンダーの香りに包まれて…みたいな感じなのでしょうか?
とりあえず、わが家の場合は、葉というか茎というか、を触ると、ラベンダーの爽やかな香りが広がります。風に揺れるだけでは効果がなさそうです。
また、ポーチに散らばった花がらをほうきで掃いていると、目は、砂まみれの細かい花がらを追っているのに、涼やかなラベンダーの香りに包まれます。
この香りを家の中でも楽しみたいのですが、まだ、これ!という方法に出会えず、模索中です。
蚊よけ効果については、ハーブ全般に言われていますが、そもそもハーブに蚊がたかっているではないか、という人がいました。
確かに、ラベンダーの周りにも蚊が飛んでいます。が、どうやら、窓の外のラベンダーに蚊が吸い寄せられて、室内には入ってこないのではないかと思われます。
そもそも最近の夏は暑すぎて蚊すらいない感じですが…
いろいろ利用価値のあるラベンダー。手抜きをしながらも、木質化させないように古い茎を切ったり、花後の切り戻しなどは、やった方がいいと思います。
自分で選んで植えたのではなく、最初から植わっていたイングリッシュラベンダーですが、今になってその良さに気付いて大事にしています。