ナチュラリスティックガーデニングに挑戦

家にあるものを活用して一年中絵になる庭を目指すミニマルガーデンの様子です。(首都圏)

ストック…種からの栽培記録

 小さな庭での地植え主体のガーデニングの様子を綴っています。


 今回、初めて種からストックの育苗に挑戦してみました。前シーズンに植えたストックから種を収穫し、8月末と9月上旬の2回蒔きました。発芽率はかなりよかったです。元気のいいものを一つずつポットに移しました。葉の形で八重咲きのものを選別するそうですが、私は一重のものも好きなので、元気かどうかで分けました。

 順調に育ちましたが、いつ定植すればよいのか分からず、開花後に色を見てから定植するつもりでいました。が、結局待ちきれず、11月にほぼ庭に移してしまいました。

 結果、早々に定植したのは正解だったようで、丈夫にしっかり育ちました。

 後から定植したものは、強風で倒れたりしていました。


 日当たりのあまり良くないところには、開花したものを定植するつもりで、ポットのままにしておいたのが下の写真です↓。

少々元気がないような…。大きくなっている感じもしません。

この後、12月初旬には、全部、庭に植え替えました。

年内に咲いてくれるかなと心待ちにしていましたが残念。年が明け、ようやく日当たりの良いところに植えたものが咲き始めました。

↑1月中旬の様子。

↑こちらはまだまだですね。

2月初旬。一番日当たりのよい所が形になってきました。↓


↑こちらはもうひといき!


↑3月初旬。一番咲いているものです。


↑3月上旬。同じ場所に植えても成長に差があります。真ん中はまだつぼみが固く花の色も分かりません。

 この時点で、しっかり咲ききっているもの、ぼちぼち咲き始めたもの、まだまだ蕾のものの三段階に分かれている感じです。


↑3月中旬。ようやく咲きそろってきました。色を考えて採種したつもりが2色だけだったのかな。色が濃く、発色がきれいに見えるのはひいき目でしょうか。

 
↑こちらは12月に植え付けたもの。大きくならずに花をつけました。これはこれでかわいいです。


↑4月上旬。あちらこちら適当に植え付けたものが、咲きそろって賑やかな庭になりました。

 一重と八重は2対8ぐらいです。八重でもぎゅっとまとまって咲くもの、スプレー状に広がって咲くものなどいろいろあって飽きません。

 4月も中旬を過ぎると、早くから咲いていた八重のものは一気に終わりの様相になり、一重のものも花びらを落としていまいました。購入したものが秋から冬中、鑑賞できることを考えると、花期が、短い…といっても一ヶ月以上は咲いてくれました。

 冬の間、庭の彩りにすることはできませんが、まだかなまだかなと成長を待つのは楽しいものです。
 植えっぱなしの手抜きガーデニングでも、しっかり育ってくれるストック。おすすめです!