ナチュラリスティックガーデニングに挑戦

家にあるものを活用して一年中絵になる庭を目指すミニマルガーデンの様子です。(首都圏)

真夏に咲く花

地植え主体のガーデニングの様子を綴っています。(この記事は去年のものを修正しています。)


7月、梅雨明けから連日、酷暑が続いています。ふと、庭を見ると、葉っぱばかり。花が添え物のようにちらほら。夏の花といっても、真夏は、休む花も多いようで…。

そんな中、炎天下を物ともせず、咲いている花を紹介します。半日向、半日陰、西日はさほど当たらない環境です。


まず、地植えにしているエキナセア。(アラスカという品種。一般的なエキナセアよりも背が低めだそうです。)

例によって、放置していますが、この花たち、もう1ヶ月は咲き続けているのではないでしょうか!

植えたばかりの去年は1輪しか咲かずにシーズンを終え、常緑だと思っていたのに地上部は完全に枯れ、心配していましたが、今年はこんなに咲いてくれた上に花持ちもよく、背が高いので、旺盛なグランドカバープランツに覆われることもなく言うことなしです。

花の中心部が飛び出る独特な形状があまり好みではありませんでしたが、失敗だらけのガーデニングの中で、こうもやすやすと咲いてくれると可愛くなるもので、株分けして別の場所にも植えて増やす予定です。

次に紹介したいのは、アンゲロニア。

これは去年、初めて植えてみてとても良かったので今年も植えています。小花で色も地味目ですが、晩秋まで、ずっと咲いてくれていました。


花持ちもよくほぼ手入れいらず。花が咲き終わったら、切り戻すとまた咲いていたと思います。冬越しは難しいそうで、実際挑戦してみましたが、だめでした。
植え方を工夫すると映える花になりそうです。

そして、定番ジニア。

一重、八重咲きなど種類も色も豊富。次々に花を咲かせるので夏の花壇には欠かせません。
放っておくと、いつまででも花をつけていますが、色落ちしてきたら、花は終わりだそうです。花のすぐ下についている葉とともに折り取ると、新たな芽が出てくるとの情報を得て、やってみたところ、たくさんの花をつけています。

トレニアも定番の、夏におすすめの花です。

こちらも次々とよく花をつけています。花殻だけはまめに摘むようにしています。
後で紹介するスーパートレニアも合わせて、盛夏の下でも花を絶やさない夏向きの花ですね。

それから、アゲラタム。
まったくノーチェックの花でしたが、花売り場で水も与えられず、半枯れ状態のところを廉価で購入してきました。

これがなかなかのヒット。植え付け後、特に何もしていませんが、ずっと花をつけています。背丈もあるので葉が生い茂る夏には、うってつけです。


ラベンダーも見頃です。
写真は、花殻を利用するつもりで2 回くらい摘み取った後のものです。


そしてメカルドニア・モンフレール。

黄色い小花が目を引くこの花。グランドカバーとしてもプラティアに並んでオススメです。横に広がるばかりなので他の花の邪魔をしません。寒さに弱いので一年草扱いとのことでしたが地植えのままでも越冬しました。
広がった穂先を植え付ければ、簡単に増えますが、さすがに先日(7月)植えたものは、酷暑にあえなくやられてしまいました。
(追記)翌年、環境が合っていたのか、生育がよくなり、場所によっては他の花を邪魔してしまうところも出てきました。少々、注意が必要かも…。

千日紅も夏にオススメとのことで、植えてみました。

緑ワサワサの夏には球状の花がワンポイントになってよいかもしれません。花期も長いようなので楽しみです。(8月に入り、ますます元気)

ここに植えたらきれいだろうな、と思いついて、適期を待てずに真冬や真夏に作業しても上手くいかず、ようやく植え替え時期がきた頃には忘れてしまっている、なんてことばかりです。

背の低い花の夏の地植えは、グランドカバーに覆われるし、だんご虫の餌食になるしで、むずかしいのかなあと考えるこの頃。

次に紹介するのは地植えよりプランターで元気なものです。

まずはスーパートレニア。これは地植えもいけると思います。

水やりだけは欠かせませんが、真夏に咲いて晩秋まで楽しめる花です。

地植えのものは少々、元気がない感じですが、植え付け後、一度元気がなくなり、今復活中なので、もう少しすると見栄えよくなるのではないかと期待しています。
とても丈夫で、寒い時期に軒下に鉢を移動させておけば、毎シーズンたのしめます。挿し穂で簡単に増やせますし、おすすめです。


そしてこちらの鉢。
手前からブラキカム、インパチェンス、ニーレンベルギアです。
インパチェンスは日の当たる日中は息も絶え絶えな様子ですが、朝はピシッと元気になっています。一株で見栄えもするので、日の当たりすぎないところには、オススメです。地植えもしていますが、鉢植えの方が元気です。
ニーレンベルギアは、多年草なので翌シーズンも咲くには咲きますが、店頭の商品のように満開にするのは難しいようです。

そして定番中の定番。ペチュニア

これは3代目くらいになります。冬の間も咲いていたやたらと丈夫なペチュニアです。

バーベナは今まで何度か失敗しているので難しいのかなと思っていましたが、このPWのものは本当によく咲いてくれています。(バーベナではなくサンブリテニア。バコパの仲間だそう。)

この鮮やかな赤が気に入っています。


それからカラブリコア。

これが一番元気かな?


以上、花がないと言いながら、こうして記事にしてみると、書くのが疲れるくらいには咲いていることが分かりました。