ナチュラリスティックガーデニングに挑戦

家にあるものを活用して一年中絵になる庭を目指すミニマルガーデンの様子です。(首都圏)

宿根千日紅 2年目の記録

 

地植え主体のガーデニングの様子を綴っています。

 

5月末。

雑草とは違う気配の葉をみつけました。そういえば、冬にあまりにも元気そうなので、ダメ元で根を残しておいた千日紅があったような…。

 

6月中旬。

隣には今シーズン購入した千日紅が植わっていますが、葉が同じです。やはり、千日紅だったようです。なんだかとても得をした気分で、ウキウキ調べてみると、宿根草の千日紅もあるとのこと。廃棄しなくてよかった〜。

 

7月初旬。

ようやく咲きました。後ろは春に購入して植えたものです。放置栽培の場合、咲くまでに時間がかかります…もしくはこれが本来のサイクルというべきか…。

 

その後ずっと咲き続け、ついに12月。今年は暖かかったからでしょうか。「千日紅」・・・名前のとおり、とても開花期の長い花です。

そろそろシーズン終わりを見越して後ろに植えたストックが隠れたままよく見えないのが気がかりなところですが、このまま来シーズンに突入しそうな勢いを感じます。

 

時々、寒くなりながらも基本的には暖かいこの冬。1月に入り、さすがに千日紅も枯れてきたので、まだ鑑賞できそうな1本を残して切り取りしました。

夏の花が終わると緑色だけになってしまうわが庭には地味ながら色を添えてくれる貴重な植物です。季節感はというと・・・ん?という感じではありますが、色がないのも寂しいですし、千日紅は花壇の高低差を出せるのも嬉しいところです。

また春、芽が出るのが楽しみです。

真夏に咲く花

地植え主体のガーデニングの様子を綴っています。(この記事は去年のものを修正しています。)


7月、梅雨明けから連日、酷暑が続いています。ふと、庭を見ると、葉っぱばかり。花が添え物のようにちらほら。夏の花といっても、真夏は、休む花も多いようで…。

そんな中、炎天下を物ともせず、咲いている花を紹介します。半日向、半日陰、西日はさほど当たらない環境です。


まず、地植えにしているエキナセア。(アラスカという品種。一般的なエキナセアよりも背が低めだそうです。)

例によって、放置していますが、この花たち、もう1ヶ月は咲き続けているのではないでしょうか!

植えたばかりの去年は1輪しか咲かずにシーズンを終え、常緑だと思っていたのに地上部は完全に枯れ、心配していましたが、今年はこんなに咲いてくれた上に花持ちもよく、背が高いので、旺盛なグランドカバープランツに覆われることもなく言うことなしです。

花の中心部が飛び出る独特な形状があまり好みではありませんでしたが、失敗だらけのガーデニングの中で、こうもやすやすと咲いてくれると可愛くなるもので、株分けして別の場所にも植えて増やす予定です。

次に紹介したいのは、アンゲロニア。

これは去年、初めて植えてみてとても良かったので今年も植えています。小花で色も地味目ですが、晩秋まで、ずっと咲いてくれていました。


花持ちもよくほぼ手入れいらず。花が咲き終わったら、切り戻すとまた咲いていたと思います。冬越しは難しいそうで、実際挑戦してみましたが、だめでした。
植え方を工夫すると映える花になりそうです。

そして、定番ジニア。

一重、八重咲きなど種類も色も豊富。次々に花を咲かせるので夏の花壇には欠かせません。
放っておくと、いつまででも花をつけていますが、色落ちしてきたら、花は終わりだそうです。花のすぐ下についている葉とともに折り取ると、新たな芽が出てくるとの情報を得て、やってみたところ、たくさんの花をつけています。

トレニアも定番の、夏におすすめの花です。

こちらも次々とよく花をつけています。花殻だけはまめに摘むようにしています。
後で紹介するスーパートレニアも合わせて、盛夏の下でも花を絶やさない夏向きの花ですね。

それから、アゲラタム。
まったくノーチェックの花でしたが、花売り場で水も与えられず、半枯れ状態のところを廉価で購入してきました。

これがなかなかのヒット。植え付け後、特に何もしていませんが、ずっと花をつけています。背丈もあるので葉が生い茂る夏には、うってつけです。


ラベンダーも見頃です。
写真は、花殻を利用するつもりで2 回くらい摘み取った後のものです。


そしてメカルドニア・モンフレール。

黄色い小花が目を引くこの花。グランドカバーとしてもプラティアに並んでオススメです。横に広がるばかりなので他の花の邪魔をしません。寒さに弱いので一年草扱いとのことでしたが地植えのままでも越冬しました。
広がった穂先を植え付ければ、簡単に増えますが、さすがに先日(7月)植えたものは、酷暑にあえなくやられてしまいました。
(追記)翌年、環境が合っていたのか、生育がよくなり、場所によっては他の花を邪魔してしまうところも出てきました。少々、注意が必要かも…。

千日紅も夏にオススメとのことで、植えてみました。

緑ワサワサの夏には球状の花がワンポイントになってよいかもしれません。花期も長いようなので楽しみです。(8月に入り、ますます元気)

ここに植えたらきれいだろうな、と思いついて、適期を待てずに真冬や真夏に作業しても上手くいかず、ようやく植え替え時期がきた頃には忘れてしまっている、なんてことばかりです。

背の低い花の夏の地植えは、グランドカバーに覆われるし、だんご虫の餌食になるしで、むずかしいのかなあと考えるこの頃。

次に紹介するのは地植えよりプランターで元気なものです。

まずはスーパートレニア。これは地植えもいけると思います。

水やりだけは欠かせませんが、真夏に咲いて晩秋まで楽しめる花です。

地植えのものは少々、元気がない感じですが、植え付け後、一度元気がなくなり、今復活中なので、もう少しすると見栄えよくなるのではないかと期待しています。
とても丈夫で、寒い時期に軒下に鉢を移動させておけば、毎シーズンたのしめます。挿し穂で簡単に増やせますし、おすすめです。


そしてこちらの鉢。
手前からブラキカム、インパチェンス、ニーレンベルギアです。
インパチェンスは日の当たる日中は息も絶え絶えな様子ですが、朝はピシッと元気になっています。一株で見栄えもするので、日の当たりすぎないところには、オススメです。地植えもしていますが、鉢植えの方が元気です。
ニーレンベルギアは、多年草なので翌シーズンも咲くには咲きますが、店頭の商品のように満開にするのは難しいようです。

そして定番中の定番。ペチュニア

これは3代目くらいになります。冬の間も咲いていたやたらと丈夫なペチュニアです。

バーベナは今まで何度か失敗しているので難しいのかなと思っていましたが、このPWのものは本当によく咲いてくれています。(バーベナではなくサンブリテニア。バコパの仲間だそう。)

この鮮やかな赤が気に入っています。


それからカラブリコア。

これが一番元気かな?


以上、花がないと言いながら、こうして記事にしてみると、書くのが疲れるくらいには咲いていることが分かりました。


とっても丈夫なシラン…成長記録

 地植え主体のガーデニングの様子をつづっています。

 元は庭に植えていたこのシランたち。あまりの繁殖力で私が手作りした花壇の縁取りレンガを押しのけガタガタにしていたため、困りに困って、家の裏スペースに移すことにしました。

 申し訳なく思いながらも、結構ひどい扱いをしてしまったのですが無事に芽が出てきました。



↑4月上旬。こちらは昨シーズンの花後に植え替えたもの。土の改良もせず、砂利を除けて軽く土を掘っただけで植えました。上の写真は一部球根状の茎が見えていますね。あまりの数の多さに疲れてしまい、砂利をかぶせただけにしてしまったものです…多分。


こちらは冬中、古い土を入れた袋の中に放り込んでおいたものを先月植えてみたもの。こちらもしっかり芽が出てきました。


4月末、無事に咲き始めました。


↑GW末。たとえ、砂利でも広い場所がシランには似合うようです。


↑こちらは道路沿いの植え込みに植え替えたもの。日陰に強いといっても、陽に当たってキラキラ光って見えるところがこの花の魅力です。

ぞんざいな扱いをしたにもかかわらず、こうして何事もなかったように花を咲かせるシラン、なんだか健気で……わが仕打ちを後悔しています。


5月も中旬を過ぎると花も終わりです。球根のような地中の部分は茎なのだそうで、葉は残さなくてもよいと思いますが、しばらくは緑を楽しみます。

クリサンセマ厶 ロビンソンピンク…一年中庭から消えない植物⑦

去年の初夏、これまた処分品コーナーで見つけて植えてみました。


どんな感じに咲くのかなあ〜と楽しみにしていましたが、結局、茎が一本元気にすっくと伸びて、その先端に一輪咲いただけで終わってしまいました。

植えた時期が遅すぎたに違いないと、今春を待ち遠しくしていましたが???


今のところ、やはり、一本だけ、すっくと立ち上がり…



株元を見ても、他に茎らしきものは見当たらず。

一株に一輪しか咲かない花なのでしょうか。この花、調べても情報がないんです。

去年は、咲き終わったあと、茎を切り取ると、葉は多少は、寂しくなりながらも、冬中、緑色を保って、地面にへばりついていました。



暖かくなって葉が起き上がってきたところ(3月)。


茎が伸びてきたところ(4月)
周りの細かい葉は、クリーピングタイム。


さらに茎が伸びて蕾が膨らんでいるところ。(5月)


花が咲きました。(5月中旬)

さて、この後、どうなるのでしょう?

まだ、初夏。新たな花が咲いてくれることを期待して、観察を続けます。


・・・さて、5月も末になりました。たった一輪咲いたクリサンセマム・ロビンソンピンクもそろそろ終わりです。↓

他に新たな芽も見当たりません。今年もこれにて終了なのでしょうか。期待も外れすぎると、興味がわきます。まだ、しばらくは観察します。

そして、結局、茶色っぽくなり、たった一輪の花は終わりました。

昨年、同時期に植えたエキナセアも一輪しか咲かなかったのが今年は、盛況です。

クリサンセマム・ロビンソンピンク。葉は元気なのですが…

来年に続く。

そして、3年目に突入しました。

4月下旬の様子です。まだ葉だけですが、勢いがあり、株も増えているような…。今シーズンは2輪は期待できそうです。

この後、日に日にグングン伸びて無事に開花。5月中旬で4輪咲きました。蕾があと一つあります。

それにしても、とても背の高くなる花です。

この咲き方で正しいのかどうか・・・というのも決して良い環境で育てているとはいえないので日光不足や栄養不足で茎が間延びしてしまったのかしら、と思ったり。

背が高いうえに花が真上を向いて咲くので、近くに行かないとかわいい花が見えないのが少々残念な点です。

まずは花の数が1輪から5輪と5倍になったので大満足しています。

イベリス…一年中庭から消えない植物⑥

 小さな庭での地植え主体のガーデニングの様子を綴っています。

 花の雰囲気が、たくましいスイートアリッサムといった風情のイベリス一年草もあるようですが、わが家のものは多年草。しっかりと緑の葉を保ったまま越冬するまさしく常緑種。超おすすめ花の一つです。


 3月に入り、花が咲くまで存在を忘れていたほど、手間いらずで邪魔にもなりません。花後に茎を切り取るだけで剪定もしません。


上の写真は、去年のもの。一冬でずいぶん大きくなっていますね。
下の写真は、4月中旬の様子です。

4月末、花も咲き終わり、まばらになってきました。


↑5月中旬の様子。もう1回、咲いてくれると嬉しいのですが、多分このまま静かに冬を迎えると思います。

フリージアの成長記録

 小さな庭での地植え主体のガーデニングの様子を綴っています。


 今回はフリージアの成長過程をまとめてみました。

 早春に咲く球根植物ですが、9月の末には、葉が出ていました。

☝写真は10月中旬頃。


↑1月の様子。ほとんど変化なしでしょうか。周りは、プラティアと思しき、おすすめグランドカバーです。


↑3月上旬。蕾が膨らんできました。葉は全体的にバサバサしているでしょうか。


↑こちらは日向のもの。日当たりがある方が葉が成長しすぎないのかもしれません。


3月中旬。ここにきて急に成長が速くなりました。


4月上旬。咲き始めました。


4月中旬。ほぼ咲き揃いました。

珍しい色なのではないかと思いますが、ずいぶん前に球根の状態でバザーで買い求めたものです。

植えてみたものの、芽が出ることもなく、これは失敗だったなあとがっくりし、すっかり忘れていた3年目頃、花を咲かせました。一度花が咲いてからは、かなりの勢いで数を増やし続けています。

4月末には花がほぼ咲き終わり、また緑だけになりました。

球根ならではの葉を残しておく作業?が見栄えの点で気になるところですが、こればかりは仕方ありません。

枯れたら葉を取り除いて、作業終了です。ずっと植えっぱなしで放置しています。

9月にはまた葉が出てくることを考えると、フリージアは休む時間があまりありませんね。

ストック…種からの栽培記録

 小さな庭での地植え主体のガーデニングの様子を綴っています。


 今回、初めて種からストックの育苗に挑戦してみました。前シーズンに植えたストックから種を収穫し、8月末と9月上旬の2回蒔きました。発芽率はかなりよかったです。元気のいいものを一つずつポットに移しました。葉の形で八重咲きのものを選別するそうですが、私は一重のものも好きなので、元気かどうかで分けました。

 順調に育ちましたが、いつ定植すればよいのか分からず、開花後に色を見てから定植するつもりでいました。が、結局待ちきれず、11月にほぼ庭に移してしまいました。

 結果、早々に定植したのは正解だったようで、丈夫にしっかり育ちました。

 後から定植したものは、強風で倒れたりしていました。


 日当たりのあまり良くないところには、開花したものを定植するつもりで、ポットのままにしておいたのが下の写真です↓。

少々元気がないような…。大きくなっている感じもしません。

この後、12月初旬には、全部、庭に植え替えました。

年内に咲いてくれるかなと心待ちにしていましたが残念。年が明け、ようやく日当たりの良いところに植えたものが咲き始めました。

↑1月中旬の様子。

↑こちらはまだまだですね。

2月初旬。一番日当たりのよい所が形になってきました。↓


↑こちらはもうひといき!


↑3月初旬。一番咲いているものです。


↑3月上旬。同じ場所に植えても成長に差があります。真ん中はまだつぼみが固く花の色も分かりません。

 この時点で、しっかり咲ききっているもの、ぼちぼち咲き始めたもの、まだまだ蕾のものの三段階に分かれている感じです。


↑3月中旬。ようやく咲きそろってきました。色を考えて採種したつもりが2色だけだったのかな。色が濃く、発色がきれいに見えるのはひいき目でしょうか。

 
↑こちらは12月に植え付けたもの。大きくならずに花をつけました。これはこれでかわいいです。


↑4月上旬。あちらこちら適当に植え付けたものが、咲きそろって賑やかな庭になりました。

 一重と八重は2対8ぐらいです。八重でもぎゅっとまとまって咲くもの、スプレー状に広がって咲くものなどいろいろあって飽きません。

 4月も中旬を過ぎると、早くから咲いていた八重のものは一気に終わりの様相になり、一重のものも花びらを落としていまいました。購入したものが秋から冬中、鑑賞できることを考えると、花期が、短い…といっても一ヶ月以上は咲いてくれました。

 冬の間、庭の彩りにすることはできませんが、まだかなまだかなと成長を待つのは楽しいものです。
 植えっぱなしの手抜きガーデニングでも、しっかり育ってくれるストック。おすすめです!