ナチュラリスティックガーデニングに挑戦

家にあるものを活用して一年中絵になる庭を目指すミニマルガーデンの様子です。(首都圏)

小さい庭のイチ推しグランドカバー プラティア?

どうやら園芸界では、背が低い植物をグランドカバーと呼んでいるようなのですが、私がいうグランドカバーは、文字どおり地面を覆って一年中、葉があるもの。

わが家に正に理想のグランドカバーがあるのですが、名前がわからず。
何年にもわたって調べていますが、未だこれだ!というのは見つかっておらず。

でも多分、プラティアではないかと。

これ、本当にオススメです。
葉は一年中この状態です。横に広がるばかりで、葉が上に上ってくることはありません。日当たりが悪い所や寒くなると、葉が赤紫色になるようです。写真の状態です。暖かくなると緑色の葉になると思います。上の写真の黄緑色に見える部分はこれから花が咲く茎です。この花がとってもかわいいんです。 ↓(3月)

手入れは花後に茎を切り取るくらいで肥料も水やりもしません。
とても丈夫で、根をつけた葉を移植すれば簡単に根付きます。ここはさすがに無理かなと思うような日陰でも確実に増殖しています。
成長が遅いのも小さな庭には魅力です。

上の写真は、ポット苗一つから十年近く経っていると思います。
すぐにも地面を植物で覆いたい方には、不向きかもしれません。


植えた場所によって葉の様子が違うのも面白いところで、日のよく当たるところでは、葉は小さくごく普通の緑色で成長もより遅いようです。もしかすると、夏の強い西日も苦手かもしれません。
あまり注目していない庭の隅に植えておくといつの間にか増えていい脇役になってくれると思います。


とはいえ、問題はこの花を手に入れる術がないということです。
わが家はホームセンターで小さなポットで購入したのですが、その時はこんなに使い勝手のよい植物とは知らず、こんなに長い付き合いになるとも思わず。でも、確か、メジャーな花々の片隅でおまけのように売られていたような…。名前も素性も分からないけれど、お花の可愛さに惹かれて購入した記憶があります。


その後、店頭で見たこともないし、調べても写真も見つからず、今に至ります。ネット販売でプラティアというのは出ていますが、画像を見るかぎり、同じものではないようで。
ただ、性質が似ているので同じプラティアの仲間なのかな?と見当をつけているところです。

そんなわけで、丈夫なのに一番大事にしている植物です。 
そして、もっと世の中に認知されればいいなとぽつり願う日々です。


↑1月の様子。


↑見頃を迎えた3月中旬。


↑満開。3月下旬。


↑GW。花後、茎を切り取ったところ。暖かくなったので葉は鮮やかな緑色になっています。